自動車教習所のローンを賢く使おう!
手元にお金がなくても合宿免許に通える教習所ローンは、学生にとってとても嬉しい制度です。しかし、一方でローンを利用したことがまだなく、利用に対して不安な人も少なくありません。
しかし最近では、教習所ローンを賢く活用し、アルバイトで得た収入から無理なく返済している人も増えています。ここでは、月々の返済額や利息の支払額をきちんと把握しておきましょう。
自動車教習所のローン利用に必須。返済シミュレーション
はじめてローンを組む人にとっては、利率を見ても「毎月の返済額はいくらで、利息にいくら払えばいいのか?」ということは分かりにくいものです。
そこで、ここではある合宿免許ローンを例に、分割払いを利用して合宿免許の料金20万円を借りた場合のシミュレーションをしてみます。
ここで重要となるのが支払回数です。まず月々の返済で24回、つまり2年間の分割払いを選び、利息と手数料の実質年率を14.96%で計算すると、毎月の返済額は初回が1万1,840円、2回目以降の支払額は9,600円。利息の総額は3万2,640円となり、合計して23万2,640円の返済を行うことになります。
36回(3年間)の分割払い、利息と手数料の実質年率14.82%で計算すると、毎月の返済額は初回で7,460円、2回目以降は6,900円。毎月の支払額は軽くなりますが、利息の総額は4万8,960円となり、合計24万8,960円支払うことになります。
※利息や支払いパターンはあくまでも一例です。正式に支払う利息については、申し込み内容や利用額によって異なりますので別途ご相談ください。
自動車教習所ローンの支払回数、契約形態は事前に検討しよう!
長く借りれば借りるほど、利息分は増えますが、毎月の返済額は携帯代などと変わらない金額なので、学生であってもアルバイトの収入でまかなうことが可能です。
支払回数をいかに無理なく適切に設定することができるかが、合宿免許ローンを利用する際にもっとも考慮しなくてはならないポイントということが分かります。
ほかにも、通常のクレジットカードを利用して、支払額が毎月一定となるリボ払い、就職を控えている方であればボーナス一括払い、繰り上げ返済なども検討することができます。
学生でもお申し込みが可能です!
大学生、専門学校生はもちろん、時期によっては高校生でも保証人なしでお申し込みできるローンもあります。
合宿免許に行きたいけれど、すぐに費用が用意できない、親に負担をかけたくないと言う方におすすめです。
ゆとりあるプランを立てましょう!
自動車の運転ができるようになることで、行動範囲や将来の仕事の可能性が広がります。免許の取得は、いわば自分への投資ともいえるでしょう。
教習所ローンを利用して教習所に通うことを自分で決めて、ローンを自分でしっかり返済することは、自分の道を自分で切り開いていく社会勉強であり、自立心を養うためにも良い方法といえるかもしれません。
また、自分のお金で合宿免許に申し込みをしたことでモチベーションが高まり、教習に真剣に取り組むこともできます。ゆとりある返済計画を立てておきましょう。